お知らせ news
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講演会アーカイブ動画につきまして
2024年3月23日(土)に開催したカウンセリングオフィスVISION・NPO法人新潟トラウマ治療協会の創立記念講演会のアーカイブ動画・配布資料につきまして、杉山登志郎先生にご許可を頂きました。 編集作業が終わりましたので4/30(火)まで、希望者のお名前・ご所属・メールアドレスなどをお教え頂いて配信することとしました。配信方法等の詳細はNPO法人新潟トラウマ治療協会様のページをご覧ください。
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Archived video of the founding anniversary lecture
We received permission from Dr. Toshio Sugiyama to use the archived video and handouts from the founding anniversary lecture Counseling Office VISION and the Niigata Trauma Treatment Association, a non-profit organization, on Saturday, March 23, 2024. The editing work has been completed, so we have decided to distribute the video until Tuesday, April 30th, by asking for your name, affiliation, email address, etc. Please refer to the Niigata Trauma Treatment Association (NPO) website.
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創立記念講演会を開催しました
代表杉本の恩師である杉山登志郎先生をお招きして、カウンセリングオフィスVISION・NPO法人新潟トラウマ治療協会の創立記念講演会を2024年3月23日(土)に開催しました。たくさんの方のご参加、大変ありがとうございました。 杉山登志郎先生は、わが国を代表する児童精神科医・トラウマ治療者で、ご著書やNHK出演なども多数です。当日はご講演の中で、様々な治療技法のこと、TSプロトコールの具体的な使用方法、今日の子どもたちには小トラウマも大トラウマも多いこと、などなど多くのことをお教え頂きました。 アーカイブ動画・配布資料の配信について杉山登志郎先生にご許可を頂き編集作業中です。詳細は、NPO法人新潟トラウマ治療協会様のページからご覧ください。
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Founding Anniversary Lecture Held
We invited Toshiro Sugiyama, our representative's mentor, to hold a commemorative lecture on Saturday, March 23, 2024, to mark the founding of Counseling Office VISION and the Niigata Trauma Treatment Association, a non-profit organization. Thank you very much to everyone who attended. Dr. Toshiro Sugiyama is one of Japan's leading child psychiatrists and trauma therapists. He has written many books and appeared on NHK. During his lecture, he taught us many things, including various treatment techniques, specific methods for using the TS protocol, and the fact that children today have many traumas, both minor and major. We have received permission from Professor Toshiro Sugiyama to distribute the archived video and handouts, and are currently editing them. For details, please see here Niigata Trauma Treatment Association (NPO) website.
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本日の衆議院厚生労働委員会での質疑につきまして。
本日の衆議院厚生労働委員会で、立憲民主党の早稲田ゆき議員がトラウマ治療費の補助について指摘されていました。まさに我々がやろうとしていることの必要性を的確に指摘されていて勇気づけられました。 今年の診療報酬改定でトラウマ治療が新設されたところでホットなトピックですが、トラウマ治療費補助の必要性がさらに議論され、厚労省や国、社会全体に理解が広まることを期待しています。 質疑の様子は衆議院インターネット審議中継からご覧頂けます。トップページで日本語を選択し、右側に出てくるカレンダー検索の2024年3月13日をクリックします。9件のライブラリの中から厚生労働委員会をクリックし、説明・質疑者等(発言順)の中から立憲民主党の早稲田ゆき議員をクリックしてください。早稲田ゆき議員の質問の1:01:14あたりからこの議論が始まります。 早稲田ゆき議員のHPはこちらです。
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Questions and answers at today’s House of Representatives Health, Labor, and Welfare Committee.
Today, at the House of Representatives Health, Labor, and Welfare Committee, Yuki Waseda, a member of the Constitutional Democratic Party of Japan, pointed out the need for subsidies for trauma treatment. I was encouraged by her accurate and precise assessment of the necessity of what we are trying to do. Trauma treatment has been a hot topic since it was added to this year's revision of medical fee payments. I hope that the need for subsidies for trauma treatment will be further discussed and that understanding will spread among the Ministry of Health, Labor and Welfare, the nation, and society as a whole. The Q&A session can be viewed here: House of Representatives Internet Deliberations Broadcast. Select Japanese on the top page and click on March 13, 2024, in the calendar search that appears on the right. Click on the Health, Labor and Welfare Committee from the 9 libraries, and then click on Yuki Waseda of the Constitutional Democratic Party from the explanations and questioners (in order of speech). This discussion begins at about 1:01:14 in Yuki Waseda's question. Yuki Waseda's website is Here.
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ご予約はこちら
3/11(月)からご予約受付を開始しました。 こちらからご予約下さい。 NPO法人新潟トラウマ治療協会様の補助を利用したトラウマ治療につきまして、当オフィスに割り振られた4月分の補助枠(3名様)は定員に達しましたので、いったん締め切らせて頂きます。 5月分の補助枠は何名様分になるか不明ですが、NPO法人新潟トラウマ治療協会様から通知がありましたら、HP上およびSNS上で皆様にお知らせします。 カウンセリングオフィスVISIONは4/1(月)開業予定です。 ご予約は4/1(月)以降の日程でお取りできます。 ご予約の前にご利用規約をお読みください。
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Make a reservation here
We started accepting reservations on Monday, March 11th. Please make your reservation from Here. Regarding the trauma treatment provided by NPO Niigata Trauma Treatment Association, the April subsidy slots allocated to our office (3 people) have reached capacity. They will be closed for the time being. The number of people eligible for the subsidy in May is still being determined. However, once we receive notification from the Niigata Trauma Treatment Association, we will announce it on our website and social media. Counseling Office VISION is scheduled to open on Monday, April 1st. Reservations can be made from Monday, April 1st onwards. Please read the terms of use before making a reservation.
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カウンセリングオフィスVISION ご利用規約
カウンセリングオフィスVISIONをご利用頂きありがとうございます。当カウンセリングオフィスでは、すべてのクライアント様に安全に治療を受けて頂くため、下記の点にご理解ご協力をお願いしております。 【カウンセリングにつきまして】 当オフィスにおけるカウンセリング・トラウマ治療は心理学の理論と方法に基づくものであり、医療行為ではありません。 ご利用料金は、医療保険ならびに医療費控除の対象とはなりません。 カウンセリング・トラウマ治療として、科学的な研究成果として効果が認められている方法や効果が見込める方法を用いますが、効果の現れ方には個人差があり、効果を保障するものではありません。 クライアント様の状態に応じて、カウンセラーの知識と経験から提供可能な最善のカウンセリング・トラウマ治療を提供しますが、効果の現れ方には個人差があり、効果を保障するものではありません。 カウンセリング・トラウマ治療はクライアント様とカウンセラーの協働によって成立します。特にいくつかの治療法においてはクライアント様の主体的な意欲や努力を必要とします。 【守秘義務につきまして】 カウンセリングオフィスはデリケートな個人情報を扱うため、守秘義務を負います。たとえご家族様であっても、クライアント様の許可なく個人情報をお教えすることはできません。 ただし、自傷他害の恐れや生命に危険が生じる可能性のある状況等においては、守秘義務を超えてご家族様や関係機関と連携をとる場合があります。 当オフィスではすべてのクライアント様について、どのようにカウンセリング・トラウマ治療を提供するのがよいか、複数のカウンセラーで検討します。 外部との事例検討、学会発表、論文発表等を行うことがあります。その場合、事前にクライアント様の同意を頂きます。同意を頂かない間に外部との事例検討、学会発表、論文発表等を行うことはありません。 虐待が疑われると判断した場合、関係機関に通告します。法律上、通告義務が守秘義務よりも優先されます。 法による定めがある場合、関係機関に通報します。違法・触法行為及び条例に関わる事案と考えられる場合、通報義務が守秘義務よりも優先されます。 裁判に関する状況の場合、関係機関と情報共有します。クライエント様とのトラブルについて、弁護士や警察等に相談する場合も含みます。 【医療連携につきまして】 安全にカウンセリング・トラウマ治療を提供するため、クライアント様が精神科・心療内科等の医療機関に通院中の場合、その医療機関と連携を取りながら対応させて頂きます。 原則として、カウンセリング・トラウマ治療の開始後に、担当カウンセラーから主治医にカウンセリングの通知文を郵送いたします。通知文については文書発行手数料は頂きません。 クライアント様の状態によっては、医療機関の受診をお勧めする場合があります。適切な医療機関の受診ができず安全に治療が提供できないと判断される場合、当カウンセリングオフィスをご利用頂けません。 【ご予約につきまして】 カウンセリングは完全予約制となっております。 当日のカウンセリング時間の延長、変更できません。 予約決済システム”Square”からご自身でご予約頂けます。受付、電話でのご予約も承ります。 未払いがある場合、カウンセリングの予約をとることはできません。 当日キャンセルもしくは無連絡キャンセルの場合は100%を、前日キャンセルの場合は50%を、それぞれキャンセル料として申し受けます。 カウンセリング・トラウマ治療の継続はクライアント様の意向に基づくものであり、カウンセラーによって強制されるものではありません。 クライアント様に規約違反がある場合や、カウンセリング・トラウマ治療の継続が適切でない事態が生じた場合、以後のご利用をオフィスからお断りします。 【ご利用料金につきまして】 一般のカウンセリング・トラウマ治療は50分12,000円です。 未成年(18歳未満)のカウンセリング・トラウマ治療は50分12,000円です。 アスリート・アーティスト向けのカウンセリング・トラウマ治療は50分30,000円です。 経営者向けのカウンセリング・トラウマ治療は50分45,000円です。 当日キャンセルもしくは無連絡キャンセルの場合は100%を、前日キャンセルの場合は50%を、それぞれキャンセル料として申し受けます。 お支払いは予約決済システム”Square”でご利用頂けるすべての決済方法(現金、クレジットカード、電子マネー、QRコード決済など。詳細はSquareのホームページでご確認ください)でお支払い頂けます。 【その他、安全面など】 カウンセリング・トラウマ治療以外の目的で当オフィスをご利用頂くことはできません。 カウンセリングにおいて物品等の受け渡しはできません。 カウンセリングで得られた情報の記録は、原則5年間保管されます。 クライアント様が未成年(18歳未満)の場合、原則、保護者様の同意が必要となります。当日クライアント様とご一緒に来て頂くか、お電話で同意を確認させて頂きます。 ただし、保護者様がトラウマに関係している等、やむを得ないと判断される場合は同意を得ずにカウンセリング・トラウマ治療を行う場合があります。 クライアント様が男性でカウンセラーが女性の場合、初回はオンラインでカウンセリング・トラウマ治療を受けて頂きます。オフィスの判断により、2回目以降もオンラインでのカウンセリング・トラウマ治療をお願いする場合があります。 カウンセリングにおいて許可なく録音、録画、撮影等をすること、合意の得られた正当な理由以外の目的で録音、録画、撮影したデータを外部に公表することを禁じます。 クライアント様からスタッフもしくは他のクライアント様に対し、暴言、暴力、大声、脅し、威圧的な態度、器物破損、その他粗暴あるいは迷惑な行為があった場合、ご利用をお断りします。
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院長 ご挨拶
皆様。カウンセリングオフィスVISION院長を仰せつかりました名和淳と申します。このたびは、トラウマセラピーを中心としたカウンセリングオフィスを新潟大学の杉本篤言医師と共に開設することとなりました。これまで出会ったクライエントの皆様、医師の皆様、県職員や心理士、多職種の同僚の皆様、関係者の方々に心からの感謝を込めて、また今回ご協力いただけることになった新潟の素晴らしい心理臨床家である三浦かおり心理士、反町道夫心理士へ心からの感謝を込めて、開設のごあいさつをさせていただきます。 私は新潟県職員として30年以上、県立病院や児童相談所に勤務して参りました。療養所悠久荘、新発田病院、リウマチセンター、がんセンター新潟病院、長岡児童相談所、精神医療センターと、総合病院、がん専門病院、児童相談所、精神科専門病院と、様々な場で、様々な心理臨床に関わらせていただきました。 様々な臨床の場で感じてきたことは、人の持つ成長力の素晴らしさです。様々な臨床の場で、様々な困り事を持つクライエントの方々にお会いしてきました。そのお一人お一人が願い、努力し、少しずつご自分の力を発見し、道筋を見つけ、困難を乗り越え、生き生きと変わっていかれる姿は、本当に素晴らしく、いつも感動してきました。 カウンセリングオフィスVISIONは、様々な複雑な問題をお持ちの方も、一般の方にもお役に立ちたいと考えております。複雑な問題をお持ちの方には様々な技法で解決のお手伝いをいたします。一般の方には、ストレスマネージメントや自己実現についてお手伝いいたします。人は願う限り、いつまでもどこまでも成長しつづけます。あなたの持つ成長力を活かすお手伝いをさせてください。 人が生まれ、大切に育てられながらも、様々な困難に出会い、その都度様々な対処をして、危機的状況を何とかくぐり抜けて成長を遂げる時に、過去にとってきた対処行動が、成長した時もそのまま残り続けることがあります。その対処行動がいつまでもその人を守ろうと頑張った結果、辛い行動を続けてしまうことがあります。その辛い行動があるために、人がそれ以上の歩みを進められないということがあります。しかし、その意味を理解し、自分自身を労い感謝することで、その人らしい歩みを取り戻せることがあるのです。 トラウマやトラウマの影響を理解することは、とても役に立ちます。もちろん、まだトラウマに触れたくない、思い出したくないと思うなら、無理をする必要はありません。トラウマの影響を知り、どう今を安全に楽しく過ごすかに焦点を当てていけば良いこともあります。人それぞれ、解決したいこと、解決する方法は様々です。当オフィスでは、人それぞれの違った方法を尊重しながら、その方が「こうありたい」方向に向かっていけるよう、お手伝いします。 人が成長していくには「こうありたい」というビジョン(VISION)が必要だと考えています。人が想像できることは実現すると言います。もちろん全てが実現するわけではありませんが、思い描いた幸福は実現する可能性がある一方、思い描けないことは実現が難しいと考えます。 それぞれの人が、それぞれの個性を活かし、力を発揮し、協力し合い、より良い世界を作っていくために、一人の人がよりふさわしいビジョン(VISION)が描けるように、お手伝いしていきたいと考えています。 これまでたくさんのことを教えてくれたクライエントの皆様、医師の皆様、同僚の皆様、関係者の方々に心より感謝申し上げます。皆様に教えていただいた経験、智慧、知識がつながり、素敵なネットワークがつながっていくことを願っております。 カウンセリングオフィスVISIONは、人が「こうありたい」というビジョン(VISION)を取り戻し、その人らしい歩みを取り戻すお手伝いをしていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。 2024年2月28日 院長 名和 淳